色々な企業の方とお話しする中で、スマートフォンのアプリ開発の話が時々出てきます。
スマートフォンアプリを用意して、自社のコンテンツをより多くの人に多くの時間使ってもらいたい!という気持ちはわかりますが、利用者側から見た時、果たしてそうなるでしょうか。
アプリとWEBのそれぞれの利用時間を見てみると、ニールセンの7月のスマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」によると、アプリが全体の72%で、WEBが28%という結果になっています。
これだけ見ると、やっぱりWEBよりアプリの方がいいと思ってしまいますが、ひと月に利用するアプリ数を見てみると、月に1回以上利用するアプリ数は27個で、月2回以上は19個、月に10回以上積極的に利用するアプリになると、9個しかありません。
実際に自分の使い方を振り返っても、ほぼ毎日使うアプリは12個でした。
月に1回程度使うアプリということであれば、ネット上で話題になるアプリはとりあえずインストールして使ってみるので、それなりの数はありますが、それでも定着はせず、そのうち削除というケースがほとんどです。
月1回利用されるアプリに入るだけでも30個ほどしかなく、さらに頻繁に利用してもらえるアプリは10個程度。
この激戦区の中に、自社のアプリを入れようとするのは、なかなか困難な道のりに感じます。
ですので、アプリに力を入れるくらいなら、ホームページや先日のSNSに注力した方が、より良い結果が生まれると思います。
ホームページにもっと力を入れていきたいとお考えの方はお気軽にお問い合わせください。